経営者としての学び

こんばんは 日曜日の夜書いています。先週は、日曜日に逃したら忙しくて書く余裕がありませんでした。

今日書いておかないと、また、余裕がありそうもありません。

2月11、12日と中小企業家同友会の中企業問題全国研究集会があり、京都国際会議場に1800名を超える中小企業家が集まって、研修と交流を行いました。

全体のテーマは「原点回帰、同友会理念の生命力で時代の変化を乗り越えよう」「強靭な企業づくりと地域再生に魂をこめて挑戦!」というものです。

現在の経済情勢が、金融恐慌と過剰生産恐慌の二つの要素から世界同時不況が作られていますが、その中でも日本の経済の停滞と落ち込みが最も鋭く、私たち自身の一層の危機感をあおられていますが、それに向かって気概を示したものと言えます。 12日の全体会議のテーマが「時代が求める経営者のあり方と同友会理念にもとづく経営実践ー私たちは”蓄積された経営の英知”をどう生かすかー」と言う内容の対談形式でした。 そこに端的に示されていたのは、現在経営の英知として「労使見解」と呼ばれている戦後の中小企業における労働組合との厳しい戦いの中で経営者としてのあり方や姿勢を明確にしたものを到達として示していました。どのよう状況であっても経営者の責任を果たす必要があり、強靭な経営を作るために経営計画(科学的な経営)を作り、社員をたとえ様々な困難があってもパートナーとして会社をつくる責任があると言うものです。

その労使見解をベースに、また、「21世紀型企業作り」の提案、現在は「企業変革支援プログラム」を自社の到達を確認し、目指すべき方向性として提起しています。

この企業変革支援プログラムが提案され、同友会の中で議論がされているときに、私のコンサルタントとしての意見は、あまりに厳しく難しいので、この内容では経営者が納得し、よく理解しやる気を起こすことができるのか、難しいと言う見解を持ったものです。 中同協の思い入れは強かったようで、理想の企業像と思われる姿を提示して現在、その自己診断を集めています。第一経営も私自身がその評価をしましたが、平均点数は概ね4点ぐらい(満点は5点)で全国の平均の2点を少し超えるぐらいの点数と比較すると大きく上回っていました。 その要因は、一つには一人一票の全員出資の会社作りとこの数年整備してきたISOによるPDCAを回す管理を行うシステム作りだったと思います。 だからと言って、スムーズに会社経営が行っているわけではなく多くの課題や問題を抱えています。 もう一つ全体に提起されたのは中小企業憲章の制定運動です。 一つ一つの企業の力ではなかなか豊かな中小企業の展開と、また、地域経済の再生、雇用の創出や地域の善循環のお金の流れ、地域のお金を地域で使う流れを作ることは難しさがあります。また、農業や林業、漁業などの文化や国土を守り地域再生を複眼で作り出し、安全安心、地域のコミュニティーの再生を作り出す大きな実験を取り組むことも今のままでは困難です。

そのためにも中小企業憲章の制定、また自治体では中小企業振興条例の制定など同友会も環境を大きく作り変えることを目的意識化して国内経済の発展に貢献しようとしています。

このような全体の学びに対して分科会があり、私は「だれもが働く喜びを感じられる、ともに育ちあう社風作りー障害者雇用からの気づきを企業変革の力にー」という分科会に出て3人の経営者の体験と二人の実際にそれらの企業で働いている障害者の話を聞きました。

私が聞きたかった話とは大きく隔たっていましたが、それ以上に今の第一経営に非常に重要なテーマであり豊かな働き甲斐のある事務所づくりには、必ず実現したい課題であると思われました。

このような研修に出ると、いろいろな刺激がありますが満足いく学びはなかなか出来ないものです。自分の満足いく研修にするように問題意識を持って聞き、学ぶ内容を心の中で大きく展開することだと思います。 その意味で、今の現状を内には企業変革支援プログラム、国には中小企業憲章と言う大きな目標の中で、日本経済の再構築に貢献することを目指している同友会を学ぶことが強い刺激になったと思います。後は自社に帰って実践です。

— posted by chief at 07:46 pm commentComment [0] pingTrackBack [0]

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